ボクシングIBF、WBAスーパー＆WBO世界ヘビー級タイトル戦の前日計量が、5月31日に米ニューヨーク市内で行われた。同級王者アンソニー・ジョシュア（29＝英国）は112・2キロ、挑戦者のWBA5位アンディ・ルイス（29＝米国）は121・5キロだった。

1日のマジソン・スクエア・ガーデンでの試合は、22勝（21KO）の3冠王者ジョシュアにとって米デビュー戦となる。当初対戦予定だったジャレル・ミラー（30＝米国）のドーピング違反で相手が変更になった。ルイスはメキシコ系初の同級王座を目指し、16年の初挑戦で判定負けしている。ジョシュアは体重では9キロ劣るが身長で10センチ、リーチでは20センチ以上と大きな差がある。

WBC王者デオンタイ・ワイルダー（33＝米国）が18日に同じニューヨークで、右1発でKOして9度目の防衛に成功している。ジョシュアにとってはIBFが8、WBAスーパーが5、IBFが3度目の防衛戦となるが、頂上決戦へ向けてボクシングの殿堂で豪快KOでのアピールを狙う。