G1クライマックス29の出場20人に入らなかった鈴木みのる(50)が新日本への怒りをぶちまけた。

この日4試合目直後にG1出場選手が発表されたが、昨年まで2年連続8度出場の鈴木の名はなかった。鈴木は6試合目の6人タッグに登場。落選の怒りをぶつけるように、敵のIWGPヘビー級王者オカダ・カズチカを関節技やエルボーなどで集中的に痛めつけた。

味方のランス・アーチャーが勝利をおさめると、リング上でマイクを取り、「なぜ、俺をG1に出さない?そんなに目障りか?そんなに危険か?お前らが大事にするオカダをこうやって苦しめるからか?」と新日本に疑問を呈した。続けて今度は客席に向かって「お前らだって俺とG1選手の試合を見たいだろ?」と呼びかけると、大歓声が起こった。その声を満足そうに聞きながら「客の声を聞きゃわかんだろ。今すぐ、最強決定戦なんて偽りの看板をおろしやがれ」とまくしたてた。

バックステージでも怒りはおさまらず、「おい、世界中の鈴木軍予備軍たちよ。騒いでいいぞ。騒げ。こんなクソみたいな巨大組織に」と、ファンにも新日本に対する反逆をうながした。