19日に幕張メッセで行われるボクシングWBO女子世界スーパーフライ級王座決定戦の予備検診が17日、都内で実施された。東洋太平洋、日本バンタム級王者吉田実代(31=EBISU K's BOX)とケーシー・モートン(35=米国)はこの日が初対面。

吉田は「聞いていた通り、気持ちのいい選手。いい試合になると思う」。モートンも「すばらしい人」と互いにたたえ合った。検診では吉田の方が身長が1・6センチ高いが、リーチはモートンの方が3センチ上回った。

空位の王座を争い、勝てば両者とも初の世界王者となる。吉田は「私はプレッシャーを力に変えることができるタイプ。自分の持っているものを出せば結果につながると思う」。モートンは「ずっと待ち望んできた。いい試合をして夢をかなえたい」とそれぞれ意気込みを語った。