ボクシングWBA・IBF世界バンタム級王者井上尚弥(26=大橋)が、1922年創刊で歴史と権威のある米老舗ボクシング誌ザ・リングの表紙を再び飾ることが決まった。25日(日本時間26日)にザ・リング公式ツイッターで次号の表紙になることが発表されたもので、今回は人気ボクシング漫画「はじめの一歩」を連載し、JBスポーツボクシングジムの会長も務める森川ジョージ氏が井上を描いたアートワークが表紙になる。関係者によれば、ザ・リングが約1カ月前に森川氏へ正式オファーを出し、快諾を得たという。森川氏も自身のツイッターで「井上尚弥選手おめでとうございます!」と祝福コメントを寄せた。

井上は今年の2月号で日本人で初めてザ・リングの単独表紙で起用された。同誌は創刊後から独自に各階級のランキングや王者、階級を超越した最強王者を選定。5月18日のワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ準決勝となったIBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)戦では、バンタム級のザ・リング認定ベルトも懸けられ、勝利した井上がゲットしていた。