ボクシングWBA・IBF世界バンタム級王者井上尚弥(26=大橋)が20年東京五輪出場に意欲!? WBAスーパー王者ノニト・ドネア(36=フィリピン)とのワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)決勝(11月7日、さいたまスーパーアリーナ)に備え、17日から長野・軽井沢合宿に入った井上は10日から2度、3団体統一ライト級王者ワシル・ロマチェンコ(31=ウクライナ)の練習パートナー、ジャフェスリー・ラミド(19=米国)とスパーリングを消化したことを明かした。

20年東京五輪米国フェザー級代表候補のラミドは10月から国内予選会を控えており、スパーリング内容はハイレベルになっているという。

井上は「海外のトップアマ選手とやるのは18歳の時以来でしたが、追ってもいけるし、ボクシングもいける。差はないですけど、競り勝つところもある」とプロ入り後の自らの成長ぶりを実感した様子。「今年、五輪いけるかも」と冗談交じりに口にした。