5日(日本時間6日)に米ニューヨーク(マディソンスクエアガーデン)で開催されるボクシングIBF世界ミドル級王座決定戦の前日計量は4日(同5日)、同地で開かれた。同王座を争う同級3位の元3団体統一同級王者ゲンナジー・ゴロフキン(37=カザフスタン)と同級1位のセルゲイ・デレビヤンチェンコ(33=ウクライナ)が登場。ゴロフキンは159・2ポンド(約72・21キロ)でパス、デレビヤンチェンコは159ポンド(約72・12キロ)でクリアした。

計量後、空位となっているベルトを挟み、デレビヤンチェンコとともにファイティングポーズを取ったゴロフキンは「リングに戻るのを待ち切れない。準備はできました。明日はビッグドラマを見せます」と今年6月の再起戦以来となる試合に自ら期待感を示した。

早ければ、20年5月にもWBAスーパー、WBCフランチャイズ世界同級王者サウル・アルバレス(メキシコ)との3度目対決がうわさされるゴロフキン。米メディアもIBF王座への返り咲きとともに、鮮やかにデレビヤンチェンコをKO撃破すれば、再びアルバレス戦の機運が高まるのではないかと報じている。