棚橋に光はさすのか-。10日にデビュー20周年を迎える棚橋弘至(42)が自身の記念試合をかねたNEVER無差別級6人タッグ選手権に出場。YOSHI-HASHI、本間と組み、田口、矢野、真壁の王者組に挑戦したが、矢野に急所攻撃を受けもん絶する間に本間が3カウントを奪われ敗退。会場が棚橋20周年記念の応援ボードで埋め尽くされる中、鼻血も流し、散々の結果となった。

3人のチーム名は「こっから」。棚橋は「こんな前向きで明るい言葉はないね。こっから。おれたちは必ず上がるから」と笑顔を崩さなかった。昨年は夏のG1制覇をきっかけに浮上し、1・4でIWGPヘビー級ベルトを奪取。しかし、今年2月にそのベルトを失って以来トップ戦線から遠ざかる。「まだまだ20年折り返しですよ」。エースの模索は続く。