「イエス男」ダニエル・ブライアンが来年1月26日のPPV大会ロイヤルランブル(米ヒューストン・ミニッツメイド・パーク)でユニバーサル王座挑戦権を獲得した。同PPV大会での王座挑戦権を懸け、ザ・ミズ、キング・コービンと3WAY戦で対決した。

いきなりローマン・レインズのコービン襲撃、そしてブライアン-ミズ戦の変更開催からコービン策略による警備員介入で試合が反則裁定と、ドタバタの幕開け。最終的には、ノーDQ形式の3WAY戦で仕切り直され、3人入り乱れた白熱の攻防を展開した。

ブライアンがランニング・ニーをコービンにたたき込み、チャンスをつかんだが、コービンの悪友となるドルフ・ジグラーの乱入でスーパーキックを浴びてしまった。ピンチに陥ったが、介入してきたレインズがコービンを場外ポストにたたきつけ、ジグラーもスーパーマンパンチでダウンに追い込んだ。気がつけば、ミズとの一騎打ちとなったブライアンがラーベルロックでギブアップを奪った。

見事に王座挑戦権を獲得したブライアンは、会場ビジョンに登場してきた王者ブレイ・ワイアットから「すべてをかけるつもりがあるのか?」と問いかけられた。すると会場の観客とともに「イエス」チャントで応じ、20年最初となる伝統のPPV大会ロイヤルランブルでの王座戦が決まった。