元東洋太平洋フェザー級王者で、大橋ジムのチーフトレーナー松本好二氏(51)の長男圭祐(21=大橋)が1回TKO勝ちし、デビュー2連勝を飾った。

ベジータ石川(34=折尾)との58キロ契約体重6回戦に臨み、右ストレートでダウンを奪うと、立ち上がった石川をコーナーに追い込んで右の連打でレフェリーストップ。1回2分26秒、TKO勝ちした。

昨年8月、三宅寛典とのプロデビュー戦では右ストレートを浴びてダウンを喫しながらも落ち着いた試合運びをみせて4回TKO勝ち。今回も不用意に石川の左オーバーハンドを浴びてしまったことを反省し「前と同じで、いけないパンチをもらってスタートしてしまった。ボクシングは難しいですが、結果として勝てて良かった」と課題を挙げながら「(セコンドの父の存在は)心強さ半面、心配も伝わる。力をつけて心配させないようにしたい」とプロ2連勝にも気持ちを引き締めていた。