新日本プロレスは1日、会見を開き、IWGPヘビー級と同インターコンチネンタル(IC)のベルトを統一し、新たに世界ヘビー級王座を新設したことを発表した。

初代王者は現在2つのベルトを保持する飯伏幸太(38)となる。

今年1月に2冠王者となってから言い続けてきた飯伏の願いがついにかなった。「2つとも守りたいから、歴史を残したまま統一したい」。前日2月28日の大阪大会ではこれに反対する内藤の挑戦を退け、ICを死守。この日の統一実現につなげた。

また同大会で初のジュニアヘビー級王者に輝いたエル・デスペラードが、飯伏に挑戦表明をし、4日の旗揚げ記念(後楽園ホール)で飯伏との対戦が決定。現状ではスペシャルシングルマッチとして組まれているが、飯伏は「(ジュニアとヘビー)2つのベルトをかけてタイトルマッチをやりましょう」といきなりの初防衛戦を会社に要求した。