3月28日に行われたケイズフェスタ4Day2(日本武道館)で実方宏介(23)に勝利した京太郎(34)が29日、都内で一夜明け会見に出席し、10年ぶりに復帰したK-1への思いを語った。
27日の前日会見同様、マリオの姿で現れ、おちゃらけた表情で登壇したが、10年前との違いを聞かれるとまじめな表情に一変。「以前は自分のことしか考えていなくて、とんでもないポンコツだった。何度も心配をかけていたが、成長した姿を見せられたかな」。K-1に戻ってきた理由を「経験と情熱を感じてもらいたい」と熱く語った。
プレースタイルの違いも認識した。試合では2回に2度のダウンを奪って完勝も「ジャブから入るボクシングと違い、パンチをすぐに打たないといけない。1回から捨てたら勝てないし、新鮮なことも多く、改めてキックは難しいなと」と振り返った。試合後には「心技体は大事だと思った」と感謝の意を込め、実方に土下座する一面も見られた。
もちろん明るく盛り上げていくスタイルは変えない。「正統派は武尊に任せる」。試合では「蹴らない」と言っていたキックを1回からいきなり連発。「カレーライス食べに行くのにルーだけ食べますか? それと同じです」と独特の表現で笑いを誘った。この日新しくヘビー級の100キロ級が新設されることを知り「日本人としてヘビー級でやってきたので、全部取りに行く」とプライドを見せた。さらに最近はやりのカーフキックについても言及。「致命傷を与えるのに必要なのかな。なくてもいいと思う」と持論を展開。「いずれはタイトルマッチをやることになると思うが、1、2戦はお手軽プランでお願いします」。リングだけでなく得意の“場外戦”でもファンを引きつけ、これからもK-1界を荒らしていく。【松熊洋介】

