前K-1ライト級王者林健太(26)が5月23日、東京・大田区総合体育館で開催されるK-1大田区大会(日刊スポーツ新聞社後援)でスーパーライト級転向後初試合に臨むことが19日、発表された。

対戦相手は3月のケイズフェスタ4大会Day1でK-1初勝利を挙げたヴィトー・トファネリ(35=ブラジル)に決まった。昨年12月のK-1両国大会で挑戦者ゴンナパー・ウィラサクレック(タイ)に敗れて王座陥落。今回が再起戦でもある。

同日に都内で会見に出席した林は「(階級転向は)減量が少し厳しく上げようと。トファネリ選手がKO負けしたことないということ。なのでスーパーライト級でKO負けのない相手にKOできれば一番のアピールになると思う」と意欲満々。現K-1同級王者山崎秀晃は「アニキ」と慕い、もともと所属先も一緒だった尊敬する先輩。林は「昔からヒデ(山崎)さんの背中を追いかけて格闘技してきた。ヒデさんのベルトを取れれば」と再び頂点を目指す覚悟を示していた。