昨年9月にプロテストに合格したアマ81戦と経験豊富な嶋田淳也(23=帝拳)がプロデビュー戦を白星で飾った。

アマ73戦でプロ3戦目となった神足茂利(24=M.T)とフェザー級6回戦に臨み、3-0の判定勝利を収めた。ジャブを突きながら手数の多い神足との距離を詰め、3回から左の攻防からボディーをねじ込んだ。5回には激しく打ち合いながら右ストレートをヒットさせ、最終6回にはパンチの応酬で締めくくり、判定で高いレベルの攻防を制した。

駒大ボクシング部出身の嶋田はアマ10冠の藤田健児、19年世界選手権代表の村田昴、アマ69戦の金子虎旦と4人で一緒にプロテストを受けて合格。アマ戦績は58勝23敗で17年、18年と国体ライト級3位に輝いている。