ボクシング元世界3階級制覇王者八重樫東氏(38=現大橋ジムトレーナー)が24日正午からクラウドファンディングを開始した。

16年から始めたアスリート支援プロジェクトとなる軽貨物運送業を拡大し、コロナ禍に苦しむアスリートの雇用を確保するための企画となる。プロジェクト名は「アスリートに悔いのない現役生活を」とした。期間は24日正午から9月2日午後11時59分まで。目標金額は400万円となる。

リターンとしてオリジナルの「激闘王Tシャツ」「激闘王タオル」や世界戦で使用したリングシューズ、トランクス、八重樫とのマンツーマンによるトレーニング権、強いメンタルの作り方を伝える講演の権利などが用意されている。

八重樫氏は「僕が大切にしているのは、『競技のために働く』という考え方です。これまでも、このプロジェクトを通じて、試合がない期間に集中的に仕事をしている後輩が日本タイトルに挑戦したり、現役レーサー、ソフトボール選手が空いた時間にドライバーとして収入を得る環境を作ることができました。スポーツ選手が輝ける時間は決して長くありません。ただ、僕の力では限界があります。より多くの方にご支援頂きたく、さまざまなリターンをご用意しました。思いをご理解いただき、なにとぞ、よろしくお願いいたします」とコメントしている。

 

◇プロジェクトURL=https://camp-fire.jp/projects/view/415388