ボクシング日本バンタム級王座決定戦の前日計量が25日に都内で行われた。同級1位沢田京介(33=JBスポーツ)、同級2位定常育郎(23=T&T)ともに、リミットの53・5キロでクリアした。

前同級王者鈴木悠介(三迫)が引退で返上して、空位になった王座の決定戦。5月の予定がコロナ禍で延期となったが、両者ともに初のタイトル挑戦となる。

沢田は日大出身のアマ経験者だが、B級デビューも連敗を喫した。その後は1分けをはさんで14連勝し、待望の挑戦となった。

定常は初の10回戦となるが、3階級制覇王者井上尚弥(大橋)のスパーリングパートナーも務めるなど力をつけている。所属ジムから初の王者がかかる。