ボクシングWBCシルバー&WBOインターナショナル・ヘビー級王者ジョー・ジョイス(35=英国)が、世界初挑戦へ向けて13連勝(12KO)を飾った。

24日にロンドンで、世界挑戦経験者のWBC14位カルロス・タカム(40=フランス)に6回49秒TKO勝ち。WBCシルバー王座の防衛、WBOインターナショナル王座を獲得となった。

ジョイスは序盤からコンパクトにパンチを当てて、タカムを入らせず、大ぶりのパンチもかわしてみせた。6回開始直後には、ワンツーで右ストレートをクリーンヒット。ロープにまで後退したタカムに、連打を的確に浴びせた。攻勢を緩めずに顔面を弾くと、レフェリーが試合を止めた。

ジョイスはWBO2位、WBC5位、IBF10位にランクされている。9月25日にロンドンで、WBAスーパー、IBF、WBO統一同級王者アンソニー・ジョシュア(31=英国)が、元クルーザー級4団体統一王者オレクサンドル・ウシク(34=ウクライナ)とV2戦が決まっている。ジョイスはこの勝者に照準を合わせている。