WWEユニバーサル王者ローマン・レインズ(36)が挑戦者フィン・ベイラーをワナはめ、王座防衛に成功した。

試合前、王者の仲間ウーソズ(ジミー、ジェイ兄弟)が入場したベイラーを襲撃。手負いの挑戦者を前方裸絞めで失神させ、王座を防衛した。

試合前、ウーソズ2人から防護壁にたたきつけられ、鉄製階段で痛めつけられたベイラーがリングに倒れているところに、満を持して王者レインズが入場した。ダメージで動きが鈍い挑戦者に対し、クローズライン(ラリアット)や頭突きで追い込んだ。アッパーカットを放った後、ベイラーのオーバーヘッドキックを食らい、ともにダウンを喫した。先に立ったベイラーから踏みつけ連打やトペ・コンヒーロを浴びた。

さらにジョン・ウーからのクー・デ・グラ(ダイビング式踏みつけ)も食らったが、2カウントではね返したと同時にローブローの反則技でベイラーの動きを止め、顔面パンチを連打から前方裸絞めでベイラーを失神させ、レフェリーストップで勝利を飾った。王座防衛後、セコンドにいたスポークスマンのポール・ヘイマンとともに悠然とリングを立ち去っていた。