米プロレスWWE殿堂入りのリキシ(55=米国)は姪(めい)ジャエダ・トファエノさんが何者かに射殺されたことを明かし、犯人に関する情報提供を呼びかけている。

7月30日午後6時45分ごろに米サンフランシスコで起こった銃撃事件で、45歳の女性とともに、16歳のトファエノさんも撃たれたという。45歳の女性は一命を取り留めたものの、リキシの姪は帰らぬ人となった。

リキシは自らの公式ツイッターを通じ「あなた方の助けが必要です。16歳だった私の姪ジャエダ・トファエノがベイエリアで殺されました。情報提供をよろしくお願いします」などと呼び掛けている。既に犯人逮捕のため、サンフランシスコ市警は5万ドル(約550万円)の報償金を提供し「殺人の原因となった容疑者の特定、逮捕、有罪判決につながる情報」を求めている。

80年代に新日本プロレスにも参戦したリキシはWWEでインターコンチネンタル王座、WWEタッグ王座などを獲得。15年にWWE殿堂入りしている。また双子の息子となるジェイ、ジミー兄弟は現在、WWEでユニット「ウーソズ」として活躍。さらに今月に入ってウーソズの弟ジョセフ・ファトゥもWWEと契約を結ぶなどプロレス一家として知られている。