飯伏幸太(39)が、小島聡(51)との初のシングルマッチを行い、カミゴェからの片エビ固めで勝利した。今試合はG1クライマックスAブロックで、内藤がケガのため2戦目以降欠場したことでスペシャルマッチが組まれた。

小島の粘りに苦戦した。ラリアットをまともに受け「自分のラリアットとは全然違うなと」。シットダウン式ラストライドでもボマイェでも返されるなど苦しんだが、最後は豪快に右膝を振り抜いた。試合後は小島の手を握りしめ、健闘をたたえた。「全部受け止めたいっていう気持ちだったけど…。キャリアはすごいなと感じた」と強さを認めた。G1では勝ち点12でトップを走る。ベテランからの改心の勝利で、最終戦となる18日のKENTA戦へ、しっかりと弾みを付けた。