新技が出るか。初代タイガーマスクの佐山サトル主宰「ストロングスタイルプロレス」所属のタイガー・クイーンがデビュー4戦目となる21日後楽園大会で彩羽匠(28=マーベラス)と対決することが発表された。14日会見にコーチ役のジャガー横田と登場。ビデオメッセージで「自分に取って未知数の選手。タイガー・クイーンを堪能したい」と語る彩羽を落ち着いた表情で見つめた。

クイーンの状態を聞かれたジャガーは「そろそろタイガー・クイーンというものを出していかないと。新しい技が出ると思っていただければ」と予告。今月10日の試合ではタッグマッチながら師弟対決。勝利したジャガーは「男子レスラーとのミックスと言うこともあって、やりづらかったと思う。それでも次へのバネになっているのでは」と評価した。

現在も佐山とジャガーの指導のもと、トレーニングを続けている。佐山は「2時間、3時間と1人で黙々と練習していてすごくまじめ」と話し、ジャガーも「1歩1歩前に進んでいる。想像を絶するものを出してくれると思う。ベストバウトが取れる試合になる」と期待を込めた。レジェンドから習得した新たな技で、クイーンがシングル3連勝を狙う。【松熊洋介】