WWEインターコンチネンタル(IC)王者中邑真輔(41)が王者対決に向け、景気づけの快勝劇をみせた。

ユニット「ロス・ロサリオス」のエンジェルとのノンタイトル戦に臨み、キンシャサをたたき込み、先週のリベンジを果たした。

1週間前、ロス・ロサリオスとのタッグ戦で連係技に沈んだ中邑はゴングと同時に襲いかかった。エンジェルのコスチューム投げつけからのドロップキック2連打を浴びたものの、スピンキックやエプロンからの断崖式ニードロップで反撃した。敵セコンドのウンベルトに足を引っ張られると、すかさず味方セコンドのブーグスのサポートで撃退。最後はターンバックルに誤爆したエンジェルにこん身のキンシャサ弾を成功させ、フォール勝ちを収めた。

ロス・ロサリオスの2人に1週間前の借りを返した中邑は、21日(日本時間22日)に今年最後のPPVサバイバー・シリーズ大会でWWE・US王者ダミアン・プリースト(39)との王者対決を控える。2年ぶりとなる同大会出場を控え、勢いを取り戻す勝利となったに違いない。