ボクシング日本ライト級王座決定戦が22年2月8日、東京・後楽園ホールで開催されることが10日、発表された。同級1位鈴木雅弘(26=角海老宝石)が同級5位宇津木秀(27=ワタナベ)と同王座を懸けて争う。同王座は現東洋太平洋、WBOアジア・パシフィック同級王者吉野修一郎(30=三迫)が返上していた。

6月に日本スーパーライト級王座を獲得した鈴木は防衛戦をせずに王座返上し、ライト級に転向。10月に利川聖隆(横浜光)との日本同級挑戦者決定戦を制し、挑戦権を手にしていた。一方、宇津木はアマ81勝27敗の戦績を誇り18年3月にプロデビュー。10戦目で王座初挑戦となる。

またセミファイナルでは日本フェザー級10位前田稔輝(25=グリーンツダ)が同級14位木村蓮太朗(24=駿河男児)とスーパーフェザー級8回戦で拳を交える。当初は12月9日に組まれていたカードだったが、木村の負傷で延期となり、仕切り直された。