WWE女子の「嵐」トニー・ストーム(26)がスマックダウン(SD)女子王座奪取に失敗した、同王者シャーロット・フレアー(35)に初挑戦したものの、丸め込みでフォール負けを喫して悔しがった。

前週大会のタッグ戦でピンフォールを奪ったストームは「私が誰かわかっているのか?」と挑発しつつ、クローズライン(ラリアット)やビンタで挑戦者らしく攻め込んだ。クロスボディープレス、低空ドロップキック、さらにスープレックスやヒップアタックで攻撃すると、月面水爆からのその場飛び月面水爆やナチュラル・セレクションで反撃された。

ロープをつかみながらの反則フォールを狙われるピンチもレフェリーの指摘で難を逃れたストームは逆さ押さえ込み、横入り式エビ固めなど連続の丸め込み技で勝負に出た。しかしレスリング技術ではフレアーが1枚も2枚も上。切り替えされ、そのまま丸め込みでフォール負けを喫した。ストームはSD女子ベルトを掲げたフレアーを倒れながら見つめるしかなかった。