“世紀の一戦”RISE世界フェザー級王者・那須川天心(23)-K-1の3階級制覇王者で現スーパーフェザー級王者・武尊(30)戦をメインに組んだ立ち技格闘技イベント「THE MATCH 2022」(東京ドーム)から一夜明けた20日、同大会の製作委員を務める榊原信行氏が記者会見を開き、大会の成功を報告した。

「本当に歴史的な1日になりました」と切り出した。「歴史が動く瞬間に立ち会えることはない。昨日の東京ドームは間違いなく、私を含めた我々は、50年、100年と2022年6月19日は語り継がれるレガシーを刻みました」と感慨深げに話した。

また、今後も「同大会に勝るとも劣らないイベント」を作り出すことを約束。「格闘技界は連携して、他のジャンルのエンタメに挑んでいく。自信をもってサッカーよりも野球よりも、どんなメジャーなスポーツよりも世間と勝負できる」と主張した。

さらに、大会直前に地上波での放送がなくなったこで「期せずして一気に時代が動いた」と説明。「新しいビジネススキームが誕生したといっても間違いはない。ビジネスシーンにおいても時代が動いた、そんな1日になりました」と、日本格闘技史上最多のPPV視聴者数50万人を獲得したとする大会の成功に胸を張った。

最後は「これから格闘技は続いていく。皆さんが求める以上のものを作り出す」と、さらなる発展を誓っていた。