K-1女子フライ級の今後を占う3戦3勝同士の1戦は、池内紀子(23)が延長の末、ARINA(17)に3-0で判定勝ちした。

3回を激しく打ち合い、1-0で延長に入っても、池内の動きは止まることがなかった。スタミナを生かし、両手で相手を突き放しながらパンチを繰り出すと、手数で上回った。それでも「攻めるところで見てしまった。もっとガンガン行きたかった」と反省した。

武居由樹、江川優生らを輩出した名門ジム、POWER OF DREAMで腕を磨く池内。170センチの長身から圧力をかけ、無傷での4勝目をたぐり寄せた。古川誠一会長からは「手数を注意され、スタミナはほめられた」という。そして、今後の目標について「次は圧倒的に倒して勝つ。もっともっと強くなってベルトを狙いたい」と話した。