「野獣」ブロック・レスナーがKO負けを喫し、WWEヘビー、ユニバーサル統一王座を獲得できなかった。ラストマン・スタンディング(10カウントのKO決着のみ)形式でWWEヘビー、ユニーバーサル王者ローマン・レインズに挑戦。試合途中にブルドーザーでリングを破壊する“荒技”を出したものの、場外で敵セコンドに入ったウーソズのスーパーキックやレインズのブリーフケース攻撃やベルト攻撃で殴打され、ダウンを余儀なくされた。

倒れたところに解説席テーブルやイスを乗せられた上、レインズも上に乗った状態となって10カウントゴング。立ち上がることはできなかった。21年10月のクラウン・ジュエル大会のユニバーサル王座戦、今年4月のレッスルマニア38大会の王座統一戦に続き、レスナーはレインズ戦3連敗となってしまった。

なお主要カードの結果は次の通り。

★ラストマン・スタンディング形式ユニバーサル統一王座戦=〇統一王者ローマン・レインズ(22分55秒、KO)●挑戦者ブロック・レスナー

★スマックダウン女子王座戦=〇王者リブ・モーガン(4分35秒、エビ固め)●挑戦者ロンダ・ラウジー

★ロウ女子王者戦=〇王者ビアンカ・ブレア(15分10秒、KOD)●挑戦者ベッキー・リンチ

★ロウ、スマックダウン統一タッグ王座戦=〇王者ウーソズ(ジェイ、ジミーのウーソ兄弟)(13分23秒、1D)●挑戦者ストリートプロフィッツ(モンテス・フォード、アンジェロ・ドーキンス組)※特別レフェリーはジェフ・ジャレット氏

★USへビー級王座戦=〇王者ボビー・ラシュリー(4分44秒、ハートロック)●挑戦者セオリー

★ノーDQ形式タッグ戦=〇レイ・ミステリオJr.、ドミニク・ミステリオ組(11分9秒、スワンダイブ式スプラッシュ)●ザ・ジャッジメント・デイ(フィン・ベイラー、ダミアン・プリースト組)

★シングル戦=〇ローガン・ポール(14分16秒、スカルクラッシングフィナーレ)●ザ・ミズ

★シングル戦=〇パット・マカフィー(10分39秒、コードレッド)●ハッピー・コービン