「K-1 WGP 2022」(日刊スポーツ新聞社後援)が8月11日、福岡国際センターで行われる。注目は地元福岡市出身のトップファイター石井一成(23)のK-1初参戦。バンタム級3回戦で藤田和希(24)と拳を合わせる。IBFムエタイ世界フライ級王者など7タイトル獲得の実績をひっさげ、K-1でもベルトを狙う。

石井はキッズ・ジュニア時代から数々のムエタイのタイトルを総なめにし、本場タイでも活躍。「K-1の世界のベルトを取らないと引退はできない」との気持ちで、今春からK-1 JAPAN GROUPとのコンタクトを重ねて契約。「ムエタイファイターのプライドをかけてK-1のリングで戦う」と覚悟を決めている。

魔裟斗に憧れ、「K-1の世界チャンピオンになりたい」と格闘技を始めた。「お父さんと一緒にジムに通いながらK-1を見て育ってきたので、1回は夢が途切れましたけど、ここでまた繋がって感慨深いです」という。

石井が今後、主戦場としていくバンタム級のベルトは、K-1ではまだできていない。その点について石井は「まず8月11日に僕の実力を示して、バンタム級のベルトを作ってくれとお願いをしたいですね」と、早期の王座決定トーナメント実現と、そこでの優勝を思い描く。

『石井一成 K-1への道』というタイトルでブログをやっていたが、『K-1世界王者への道』にタイトルを変えた。「小さい頃からの夢を実現させるためにもK-1の世界王者になりたいと思います」。25歳までの引退を公言しており、それまであと2年。石井は「K-1のチャンピオンになれないと格闘家として終われない」。そのK-1世界王者への道の第1歩が11日、いよいよ、地元福岡でしるされる。