ジュース・ロビンソン(33)対エル・ファンタズモ(35)のバレットクラブ(BC)同門対決は、反則で試合が終わるまさかの結末となった。

Dブロック公式戦となった第7試合で激突。ファンタズモは、前日の大阪大会に続くリーグ戦連戦となった。お互いに「TOO SWEET」ポーズを交わす友好的な立ち上がりを見せたが、中盤からは一転してヒートアップ。汚い言葉でののしりあうと、場外戦ではテーブルに相手の頭を打ち付けるなど、血みどろの攻防に発展した。最後は歯止めが効かなくなったファンタズモが、レフェリーの目の前でジュースにパイプ椅子を投げつける暴挙。16分9秒、反則をとられて、試合終了となった。

ロビンソンが2勝3敗、ファンタズモが1勝3敗となり、両者ともに決勝リーグ進出は難しい状況。バックステージで正気を取り戻したファンタズモは「何であんなことをしてしまったんだ。俺は何をやってるんだ…」と、タオルで頭を覆った。BC同門対決は今年5月に加入したばかりのジュースに軍配が上がったが、誰も得しない結果になってしまった。