プロボクシングWBO世界フライ級王者中谷潤人(24==M.T)が今秋に予定される次戦に備え、地元ゴルフ場で下半身を強化した。8日朝、同門の選手ら計6人で神奈川・相模湖CCの桜コースで約2時間の走り込みを消化。起伏の激しいコースで足腰を鍛え抜いた。「秋頃をめどに」という次戦に意識したメニューに取り組み、充実の練習となったようだ。

2度目となる同CCでの走り込みを終えた中谷は再び米国合宿を計画している。「しっかりと刺激を体にいれることを意識して行いました。(ゴルフ場は)普段走るのとはまた違った刺激も体に入る。芝の上を走らせてもらえるので膝にも良いかなと思っている」との収穫を口にした。

6月上旬~7月上旬にかけて1度、スパーリングを中心とした米合宿を敢行。帰国後もスパーリングをコンスタントに続け「感覚を落とさないように練習に励むことができました」と手応えを示していた。