16年に日本男子初のボクシング世界ユース選手権優勝を含むアマ13冠ルーキーの堤駿斗(23=志成)が最新の東洋太平洋ランキングで初登場4位にランクインした。

9日、8月の東洋太平洋ランキングが発表され、フェザー級4位に入った。7月13日、東京・大田区総合体育館でプロデビュー。当時の同級5位ジョン・ジェミノ(フィリピン)との8回戦に臨み、3-0の判定勝利を収めていた実績が評価された。

千葉・習志野高3年時の17年全日本選手権で井上尚弥以来、6年ぶりに高校生王者となり「井上2世」と呼ばれてきた堤。世界ユース制覇などアマ時代の実績が評価され、B級(6回戦)プロテスト合格ながらも、井上尚弥(大橋)らと同じ特例のA級(8回戦以上)でプロデビューを飾っていた。