プロボクシング3団体(WBAスーパー、IBF、WBO)統一ヘビー級王者オレクサンドル・ウシク(35=ウクライナ)が実に107秒間にわたるバチバチのにらみ合いを展開した。

20日(日本時間21日)、サウジアラビア・ジッダで前3団体統一王者アンソニー・ジョシュア(32=英国)との再戦を控え、19日に同地で前日計量に臨み、約100・47キロでクリア。ジョシュアは約110・90キロでパスした。昨年9月の初対決ではウシクが当時のキャリア最重量の100・36キロで、ジョシュアは約8キロ重い108・86キロだったが、今回は約10キロ差に開いた。

計量後のフェースオフ(にらみ合い)では間に入った英プロモート大手マッチルーム社のエディ・ハーン社長の制止も関係なく、ウシクはジョシュアと1分47秒間、視線を合わせて火花を散らした。大幅な増量の報道もあったウシクは前回とほぼ同じ体重だったが「明日、何か起こるか見てみよう。神よ、我々をサポートしてください」と気持ちを引き締めた。

一方のジョシュアは「フェースオフで戦いに勝てるわけじゃない」と冷静な言葉を発した。「これら(体重差など)すべてのことは問題ではない。私はただファイトを楽しみしている。12ラウンド戦う準備は100%になっている」と自信をのぞかせていた。