立ち技格闘技イベントRISEの後楽園大会が28日、東京・後楽園ホールで行われ、世界フェザー級王者那須川天心の弟、那須川龍心(16=TEAM TEPPEN)が、再起戦となったプロ3戦目を3回TKO勝利で飾った。

第5試合、前戦から1・5キロ階級を落として臨んだフライ級(51・5キロ契約体重)3分3回で、平山龍馬(21=サクシードジム team EXCEED)と対戦。セコンドとして兄の天心、父の弘幸会長が見守った。

1回から距離を詰めて打ち合うと、残り1分のところで膝蹴りでダウンを奪取。3回には、飛び膝蹴りでコーナーに追い詰めると、パンチを連打したところでレフェリーがストップした。

「この間の試合に負けて(格闘技ファンから)兄を超えられないとか、いろいろ言われた」と、46戦無敗の神童と比較される苦悩を吐露。それでも「数字じゃなくて『強いな』と思ってもらえるようになるので、もっと強くなります」と誓った。試合後は天心もリングに上がり、那須川龍に愛の蹴りを見舞うなど、弟の勝利に興奮気味だった。

那須川龍は今年4月のプロデビュー戦で初勝利。6月の「THE MATCH2022」では大会のオープニングマッチに登場も、K-1の大久保琉唯に惜敗していた。

天心はボクシングへの転向を表明しており、以前から「団体を引っ張っていく選手になる」と話すなど、覚悟を示していた。