プロボクシング日本スーパーウエルター級王者川崎真琴(38=RK蒲田)が、「計76歳対決」となる2度目防衛戦に臨む。
8日に東京・後楽園ホールで行われる同級6位出田裕一(38=三迫)とのV2戦を控えた7日、東京・文京区の日本ボクシングコミッションで前日計量に臨んだ。リミットより400グラム少ない69・4キロでパスした挑戦者に対し、リミット69・8キロでクリア。王者らしく「僕の方が技術が上回っていると思っている。(出田が)王座を取りにくる強い気持ちだろうから、自分も王座を取った時の気持ちでやれれば」と平常心を貫いた。
年内最後の防衛戦をクリアすれば来年には「野望」があるという。この出田戦で勝利し、来春の指名挑戦者も下した場合には「いろいろ言えるように防衛をしていきたい」と強い野心を口にした。今年7月の天熊丸木凌介(天熊丸木)との初防衛戦は引き分けでベルトを死守。調整を含めて不完全燃焼だったこともあり「自分のパフォーマンスを全力で」と、目の前の出田戦に向けて集中力を研ぎ澄ませた。
一方、挑戦者の出田はキャリア18年でタイトル初挑戦を迎える。19年4月に川崎とウエルター級8回戦で拳を交え、1-2の判定負け。一時期は11連敗と勝てない時期があったものの「結果的に負けてから成長できている。負けないところは気持ちだけ。誰にも負けない気持ちで」と自信を秘めた表情を浮かべた。ウエルター級から1階級上げた初戦での王座挑戦に「このチャンスに結果を出し、(三迫貴志)会長や所属ジムに恩返ししたい。ワクワクの気持ちが強い」と静かに燃えていた。

