4日(日本時間5日)のUFCファイトナイト・ラスベガス68大会(米ラスベガス・UFC APEX)では昨春から始まったUFC契約権を懸けたトーナメント、ROAD TO UFC決勝が組まれ、日本人同士が激突する。バンタム級決勝(5分3回)で、中村倫也(27)と風間敏臣(25)がUFC切符を懸けて対戦。3日(同4日)には同地で開かれた前日計量に両者そろって登場し、中村が135ポンド(約61・24キロ)でパスし、風間は136ポンド(約61・69キロ)でそれぞれクリア。UFCジャパンを通じ、意気込みを示した。

ラスベガス初進出となる中村は「よりUFCの中枢の方達が見てくれる大会になる。そのへんは目に届くということでうれしい。どのシチュエーションになっても戦う準備はしてきた。プランは何個か用意している」と手応え。一方の風間もラスベガス初進出で「『わあ』という感情はなくて、ここがフィールドになるんだなという感じ」と自信を秘めた気持ちの高ぶりを口にした。

また中村について「爆発力がある。自分の空間、空気感にするのがうまいなと。そこに自分の空気をつくってしまえばこわいところはない。自分らしい試合したい」と自信を示していた。