18年の全日本ボクシング選手権バンタム級覇者で、昨年6月にプロデビューを果たしたホープ村田昴(24=帝拳)が、25日(日本時間26日)に米カリフォルニア州フレズノでプロ4戦目を迎える。スーパーバンタム級(リミット55・3キロ)4回戦で拳を交えるホセ・ネグレット(24=米国)とともに24日(同25日)、同地で前日計量に臨み、121・6ポンド(約55・1キロ)でパス。ネグレットは121・4ポンド(約55・0キロ)でクリアした。

昨年6月、ボクシングの「聖地」ラスベガスで臨んだケヴィン・モンロイ(米国)とのプロデビュー戦で2回TKO勝利して以来の米マッチとなる。今年1月中旬から渡米。約2カ月半、海外勢とのスパーリングを重ねて腕を磨いてきた。その成果をみせる一戦となる。

村田はアマチュアで68勝12敗の戦績で4冠獲得というバンタム級のホープ。20年9月のプロテストに合格し、プロデビューから3連続KO勝利を飾っている。