メインイベントはRISE世界バンタム級(55キロ以下)王座決定戦(3分5R無制限延長R)が行われ、志朗(29=BeWELLキックボクシングジム)が、新王者に輝いた。

タイのディーゼルレック・ウォーワンチャイ(23=ペッティンディームエタイアカデミー)から5回KO勝利。右のハイキックを食らわせ、ウォーワンチャイはフラフラとした後、真後ろに倒れた。

那須川天心以来となる日本人2人目のRISE世界王者に輝いた。かつて那須川天心(24)のライバルと呼ばれた志朗は「自分がこうやって、世界のベルトを巻けたのも、負けた時も変わらず応援してくれるファンのみなさんのおかげです。世界のベルトは取りましたが、去年負けた玖村選手、そしてワールドシリーズ54キロ出たいと思います」。昨年6月19日の「THE MATCH」で敗れた玖村将史(24)へのリベンジと、新たな野望を口にした。