47戦無敗の人気格闘家でプロボクサーに転向した那須川天心(24=帝拳)が白星デビューを飾った。

日本バンタム級2位の与那覇勇気(32=真正)相手に3-0の判定勝ち。全ての試合が終わると、生配信したアマゾン・プライム・ビデオ(Amazon Prime Video)解説陣とのインタビューに応じた。村田諒太氏らとの一問一答は次の通り。

-(村田氏)素晴らしかったです。簡単ではない相手にこれだけのパフォーマンスを見せて、そして全く緊張している感じがなく試合自体を楽しんでいました。やはり持っているハートの強さ、ボクシングの内容としても格闘センスをものすごく感じました

「いろいろやりたいテーマはあったんすけど、でもやっぱ絶対に勝たなきゃいけないっていうのがあったんで、自分の本来の、昔からずっとやってる動き、にプラスしてボクシングの動き。ボクサーにはない動きが自分にはできると思ったので、いろんな動きをしたんですけど、いい部分も悪い部分もあったので、課題はありました」

-(山中慎介氏)デビュー戦で日本2位の相手に完勝、圧勝した。天心選手のレベルの高さをあらためて感じましたし、まだまだ強くなるとも思うので、これからもっともっと楽しみになりましたよ

-(村田氏)長谷川(穂積)さんが試合後におっしゃった一言が、すごく印象的で。「普通の選手のプロデビューなら100点以上だろう。しかし天心選手はどうなのか」と。振り返ってみて、満足度はどうでしたか

「満足度…まあいろんな考え方はあると思うんですけど、とりあえず6ラウンドできたっていうことはプラスにとらえたいなとは思いますし、あとは、ダウンは取ったんですけど倒せなかったのは自分の中でも課題ですし、パンチの打ち方だったりタイミングだったりっていうのは、もっと改善してかなきゃいけないなっていうのはあったんで、満足はできないですよね。ホント課題が残る試合だったし、でも伸びしろがあるって感じられたんで、余計にボクシングって楽しいなと」

-(竹内由恵アナ)今後の目標は

「とりあえず今、デビューを終えてホッともしてるんですけど、やっぱり僕の後の世界のタイトルマッチとか見ると、やっぱりレベルも高いですし、僕も早くそのレベルになんなきゃいけないなと思ってるので、強くなること、それを考えて日々生活して、また強くなって2戦目をやりたいなと思います」

-(村田氏)世界王者になるでしょ。なれる、なれない、じゃないでしょ。なるでしょ

「なります。絶対なります! 今後もよろしくお願いします。(放送席に詰めかけたファンに)ありがとう。みんなありがとう!」