かわいい姿からは想像できないシーンだった。来月5日後楽園大会で辰巳リカの持つインター王座に挑戦する鈴芽が、前哨戦に挑んだ。悔しい敗戦となったが、辰巳に対し、序盤に受けた首絞めを仕返すなど鬼の形相で闘志を見せつけた。

遠藤有栖と組み、辰巳、渡辺未詩組とタッグマッチで対戦。先発を買って出るも透かされるなど、相手にされなかった。「まだリカさんは私のことを全然見てないのかなっていうのを感じた」。“怒り”を覚えた鈴芽は辰巳の意識を向けさせるため、ロープに追い詰め、首を絞めにかかった。闘志をむき出しにしたが、逆に倍返しのネックハンギングツリーを浴びるなど、流れをつかめなかった。

敗れても鈴芽の強気の姿勢は変わっていない。「リカさんより自分が強いと思っていないが、一瞬を勝ち取る自信があったから挑戦を決めた。その自信は変わってない」と闘争心を見せつけた。辰巳からは「あいつ反則ばっかりしてたな」と一蹴された。15日後楽園大会で挑戦表明。「人生で一番あり得ない、プロレスラーになるってことを実現したので」とメンタルでは負けていない。5月5日、王者を振り向かせ、「あり得ない」ベルトを巻く。