「筋肉バービー人形」ことティファニー・ストラットンがNXT女子王座獲得へ王手をかけた。

NXT女子王座決定トーナメント準決勝で元王者ロクサーヌ・ペレスと対戦し、得意技BME(ベストムーンサルトエバー=月面水爆)で仕留め、3カウントを奪取。28日(日本時間29日)、米マサチューセッツ州ローエル・ソンガスアリーナで開催されるNXTバトルグラウンド大会への決勝進出を決めた。反対ブロックを勝ち上がってきたライラ・バルキュリアと決勝で顔を合わせる。

ペレスの強烈なミサイルキック、トペ攻撃、ダイビングボディープレスなどを浴びて劣勢に立たされたストラットンだったが、ポニーテールに結んだ金髪を振り乱しながら反撃。元王者の強烈なヒザ蹴りや河津落とし、回し蹴りで追い詰められたものの、何とか立ち上がってペレスをマットに倒すと、最後は得意のBME弾でとどめを刺した。

試合後、自らのSNSを更新したストラットンは「ゲームには変化が必要だわ」などとコメント。鍛え上げた肉体を誇示するような写真を4枚添えてNXT女子王座獲得に意欲を示していた。