「筋肉バービー人形」ことスティファニー・ストラットンがNXT女子王座を獲得した。同王座決定トーナメント決勝で、ライラ・ヴァルキュリアと対戦し、得意技BME(ベスト・ムーンサルト・エバー=月面水爆)で仕留め、3カウントを奪取した。同王座は先月はじめにインディ・ハートウェルの返上によって空位となっていた。

前週のNXT大会でコーラ・ジェイドに竹刀攻撃を受け、負傷していたヴァルキュリアの左ひざを狙った。関節技で左膝を絞めて優位に立った。串刺しのハンドスプリングバックエルボーで捕獲され、投げっぱなしジャーマンを浴びたストラットンだが、回し蹴り連打で動けなくなったヴァルキュリアを捕まえ、回転式ファイアマンズキャリー・スラムでマットに倒すと、コーナートップからのBMEでトドメを刺した。

プロレスキャリアで初の王座戴冠となったストラットンは試合後、NXTを統括するHBK(ハートブレイクキッド)ことショーン・マイケルズと抱擁を交わし、喜びを共有していた。