元WBC世界バンタム級王者辰吉丈一郎(53)の次男、寿以輝(27=大阪帝拳)が約2年9カ月ぶりの試合に臨み、5回TKO勝ちした。
本来のスーパーバンタム級より1階級上のフェザー級で山原武人(23=泉北)と対戦した。寿以輝は1回に左フックでダウンを奪い、4回も右ストレートで相手の腰を落とす。完全に主導権を奪い5回に猛連打。1分35秒でレフェリーが試合を止めた。
「ここにくるまでいろいろあって助けてもらった方々に感謝したい。緊張は思ったほどなく、自然とできた。思い通りではなかった。相手も強かったし」
寿以輝は20年11月6日に今村和寛(本田F)とのスーパーバンタム級8回戦で負傷引き分け。その後は21年9月に後楽園ホールで同級8回戦が組まれたが、寿以輝の負傷のため中止。以降、コロナ禍もあり試合から遠ざかっていた。
リングサイドで父が見守ったが「当然の結果なんで当たり前やろとしか思ってないと思います」。今後については「スーパーバンタム級でいきたい。年末にもやりたいので対戦相手が出てきてほしい」と語った。

