日本ウエルター級タイトルマッチ10回戦が行われ、同級王者の坂井祥紀(32=横浜光)が初防衛に成功した。
同級1位で元WBOアジア・パシフィック・ミドル級王者の能嶋宏弥(28=薬師寺)の挑戦を受け、3-0(98-92×3)の判定勝利を収め「ほっとしたのが1番。横浜光ジムの方にサポートしていただき、感謝している」と安堵(あんど)の笑みを浮かべて死守した日本王座ベルトを腰に巻いた。
約10年間、米国とメキシコで計36試合もファイトした「逆輸入ボクサー」と呼ばれている。メキシコ仕込みの独特なリズムと高いガードで前に出ながら強烈なパンチを打ち込むスタイルで能嶋を圧倒する試合展開だった。今年4月、3度目のタイトル挑戦で日本同級王座を獲得。これで初防衛戦をクリアし「(石井)会長に決めてもらった試合を1戦1戦こなしながら、ちょっとでも高みに近づくために強くなるだけ」と決意を新たにしていた。

