プロボクシングの亀田3兄弟を世界王者に育て、7月にトレーナーライセンスを交付された亀田史郎氏(58)が15日、大阪市のKWORLD3ジムで行われた会見に登場。10月7日に行われる「3150FIGHT vol.7」大会(東京・大田区総合体育館)で、フェザー級転向初戦に臨む三男和毅(32)のセコンドに付くと高らかに宣言した。
会見には3150FIGHTを運営する長男興毅ファウンダー(36)と和毅、和毅が所属するTMKジムの金平桂一郎会長(57)が出席。和毅の転向初戦がIBF世界フェザー級2位決定戦(12回戦)になると発表した。同級8位のレラト・ドラミニ(南アフリカ)と対戦する。
2位決定戦とは耳慣れないが、興毅ファウンダーは「IBFはルールに厳格なので、2位にいれば指名挑戦者のチャンスが巡ってくる。プロモーターとしては、来年の半ばくらい、なるべく早い段階でチャンピオンにも挑戦できるかなと動いている。今後の世界戦の権利を考えると2位に入っておくことは重要」と説明した。
この試合で2位となり、来年早々にも世界戦につなげたいとの思惑を披露し、「後はプロモーターの交渉力。ここが正念場。頑張らんと」と語った。和毅も「しっかり圧倒しないと次がない。対戦相手に前集中して勝ちたい」と意気込んだ。
すると、会見の途中で突然、六甲おろしが流れ、史郎氏が「おはよーっす。阪神優勝おめでとう。大阪はトラ1色や」と登場。わざわざ「新世界で買ってきた」というトラのプリントシャツを見せつけながら「阪神が18年ぶり優勝。俺は?16年ぶり復活。帰ってきました。阪神は岡田監督采配が的中。次は亀田史郎采配や。和毅のみこしを担ぐんや」と10・7でセコンドにつくことをぶち上げた。
海外での試合でセコンドに付いたことはあったが、史郎氏の現場復帰は07年10月に、次男大毅(KWORLD3ジム会長)が世界初挑戦した内藤大助戦以来、16年ぶり。待望の復帰戦が息子のセコンドとなる。
史郎氏は「和毅はやるよ。久しぶりにスパーリングもみたけど、レベルが全然違う。10・7は期待して。前の和毅と思ったら大間違いや。スピード重視やったのが、パワーも展開を作る頭もある」とベタぼめ。「最終は“アレ”を目指して。アレはいっぱいあるやろ、アレや、アレ」。フェザー級のいずれかのベルト、もしくはその先を見据えた。
和毅は「小さい頃から見てもらってるし、世界戦にも何回も付いてる。1つ1つがよく分かってるし、おってもらえるなら心強い」と笑顔を見せ、興毅ファウンダーも「トレーナーとしてのレベルはすごい高い」と期待した。

