25年末に世界戦-。ボクシングデビュー2連勝を飾った東洋太平洋スーパーバンタム級8位那須川天心(25=帝拳)に、世界挑戦の道が設定された。メキシコ・バンタム級王者ルイス・グスマンからの判定勝ちから一夜明けた19日、所属ジムの本田明彦会長(76)が明かした。24年に海外デビュー、25年末に世界戦に挑ませる方針。那須川はこの日の会見で、左拳を痛めたものの、来年1月予定の3戦目に向けて早期の再始動を誓った。
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那須川がコンサルティング大手デロイト・トーマツ社とコラボした会場体験調査の結果を楽しみにしている。会場で配布されたQRコードから入退場までの意見をリサーチ。「ボクシング観戦を進化させる」企画で10月1日午後11時59分まで回答受け付け中。データを次回興行に反映させる。那須川は「パフォーマンスがいいとか、PRした方がいいとか分かるので楽しみ。データがあれば意識も変わる」と口にした。