ABEMAは28日、世界最大のプロレス団体WWEの国内独占放送が決定したと発表した。同団体は、米国が誇る世界最高峰のスポーツエンターテインメントで、前身の団体を含めると半世紀を優に超える歴史を持ち、現在は世界165か国で放送されているほか、SNSの総フォロワー数は10億を超え、名実ともに世界規模で絶大な人気を集めている。

ABEMAでは、WWEのメイン大会であるRAW、SMACKDOWNを日本初となる毎週無料放送する。RAW、SMACKDOWNは、米国では90年代から毎週放送されており、放送開始から現在にいたるまで、同国で最も長く続いているウイークリー番組といわれている。

今回、ABEMAではRAWを10月3日からスタート。毎週火曜の夜8時に放送し、SMACKDOWNは10月7日からスタートし、毎週土曜の夜8時に放送する。米国での放送終了後、日本時間同日の夜に日本語実況付きのオンエアが閲覧出来る他、両大会はすべてアーカイブされ、いつでも好きな時に好きな場所で視聴出来る。

また、プレミアム・ライブ・イベント(通称:PLE)の放送も決定。レッスルマニアをはじめサマースラム、ロイヤルランブル、サバイバーシリーズといったPLEの中でも歴史のある大会を国内独占生中継する。今回の契約締結に伴い、RAWで活躍するWWEスーパースター・中邑真輔は、「ABEMAでSMACKDOWN、RAWそしてプレミアム・ライブ・イベント…ABEMAでWWE漬けになってください。僕ら日本人も、世界で、WWEで活躍しているので応援をよろしくお願いします」とコメントした。

さらにABEMAでは29日夜9時より、特別番組『緊急生特番!WWEが丸ごとABEMAにやって来る!』を放送する。この番組では、ABEMAプロレスアンバサダーおよびWWE殿堂入りホール・オブ・フェーマーの武藤敬司氏が出演し、WWEの魅力を語りつくすほか、WWEのスーパースターからのコメント映像も到着。WWEをより知ることができる情報満載の内容となっている。

21年以来、約2年ぶりに日本放送が決定したRAW、SMACKDOWNが米国にて放送後、半日以内で日本語実況付きで無料放送するのは史上初。必殺技“キンシャサ”を武器に、WWEで活躍し続ける中邑真輔ほか、数々のスーパースターたちの名勝負をABEMAが届ける。