WWE女子王者イヨ・スカイが、挑戦者に「女王様」シャーロット・フレアーと「女帝」アスカを迎えた3WAY形式防衛戦に臨むことが決まった。10月7日(日本時間8日)、米インディアナ州インディアナポリスのゲインブリッジ・フィールドで開催されるプレミアム・ライブイベント(PLE)ファストレーン大会で同カードが組まれると発表された。スカイにとっては9月23日のスマックダウン大会で挑戦者アスカを下して以来のテレビマッチでの防衛戦となる。
この日の興行ではスカイ所属のユニット「ダメージCTRL(コントロール)」のベイリーがフレアーとのシングル戦に臨んだ。スカイも仲間のダコタ・カイとセコンドとして見守る中、ベイリーはフレアーのクロスボディー(ボディープレス)や逆水平チョップ連打、さらには前転式クローズライン(ラリアット)まで浴びてしまった。
劣勢に立たされたベイリーは何とかコーナーコープを活用した腹部へのダブルニーやエルボー、逆水平チョップの連打で応戦したものの、フレアー渾身のスピアーをカウンターで食らって大ダメージ。そのままマットに倒れ込み、3カウントを許してしまった。
試合後、ベイリー、スカイ、カイがリング内のフレアーを取り囲もうとすると、そこに何とアスカがリングに登場。「おいおいおい、そんなにやりたいなら、コラぼけ、ここでやったるわい、相手になったるわ、コラぼけ!」と関西弁で叫びながらフレアーを救出。するとマイクを持ったベイリーが「イヨはシャーロット、アスカとの3WAY形式で防衛戦をやるよ!」と勝手かつ一方的に宣言。その言葉を真横で耳にしたスカイは信じられないような戸惑いの表情をみせたが、大会後には、PLEファストレーン大会での3WAY形式のWWE女子王座戦が発表された。