元WBC世界ライトフライ級王者の矢吹正道(31=LUSH緑)が15日、ボクサー生命をかけた復帰戦に向けて前日計量をクリアした。16日にポートメッセ名古屋で契約体重50・3キロの10回戦で元WBO世界ライトフライ級15位ケビン・ビバス(28=ニカラグア)と対戦。両者とも契約体重のリミットでクリアした。
「相手は元世界ランカーでアマでメダルをとっている選手と聞いていますが、主導権を握って力の差を見せつけて世界にアピールしたいと思います」
矢吹にとって、昨年1月28日にIBF世界ライトフライ級挑戦者決定戦でロナルド・チャコン(ベネズエラ)に11回TKO勝ちして以来、413日ぶりの試合となる。世界へ再挑戦の道筋を描いた直後、5月の練習中に左アキレス腱(けん)を断裂した。一時は引退も真剣に考えた末の現役続行。再び世界に挑む夢をあきらめず、その可能性を現実にできるのか、自身を試す勝負となる。

