プロボクシングWBA、IBF世界スーパーフライ級王座統一戦の前日計量が6日、都内のホテルで行われた。

7日、東京・両国国技館で王者対決に臨むWBA世界同級王者井岡一翔(35=志成)、IBF世界同級王者フェルナンド・マルティネス(32=アルゼンチン)が前日計量の会場に登場。井岡はリミット(52・1キロ)よりも100グラム少ない52・0キロ、対するマルティネスはリミットでそれぞれ1発クリアした。

今回、井岡と同じくキューバ人トレーナーのイスマエル・サラス氏(67)の指導を受ける元世界2階級制覇王者ロランド・ロメロ(28=米国)が陣営のチームに帯同している。米ラスベガス合宿の際、サラス氏運営のジムで一緒にトレーニングしている関係にあるという。

気心知れた「チームメート」のサポートは大きな力になるのは間違いない。5~6月、約1カ月間の米合宿でも顔を合わせていた井岡は「ローリー(ロメロ)は今回、僕の試合の応援で来てくれた形。日本に来るのも初めてなので旅行も兼ねているが、サラストレーナーに2人とも指導を受けている共通の部分があるので、僕の応援に駆けつけてくれた」と笑顔。会場にいたロメロと視線を合わせてうなずいていた。

35歳を迎えて初の世界戦、日本人の世界戦通算勝利数を「23」に伸ばし、かつミニマム級に続いて2階級での2団体統一を狙う大事なリング。七夕決戦とも言われる大舞台を控え、井岡にとってはロメロの帯同も大きな発奮材料となる。【藤中栄二】