N-1ビクトリー公式戦Bブロックで開幕から3戦連続勝利(不戦勝の分も含めて勝ち点8)を飾っていた拳王(39)が初黒星を喫した。
レスリング・グレコローマンスタイル97キロ級で21年東京五輪にも出場したWWE/NXTからの刺客タビオン・ハイツ(27)と対戦。ハイツの圧倒的パワー、グラウンド、投げ技でのレスリング力に苦しみながらも、得意のキックをたたき込み、アンクルホールドで足も痛めつけた。
だが顔面へのカウンターのハイキックに続き、必殺のPFS(プロフェッショナル・フットスタンプ)を狙おうとしたところで、それをかわされ、逆に強烈なハイツボム(ジャンピング・フロントスープレックス)でマットにたたきつけられて3カウントを奪われた。
拳王は「クッソー! ヤベーなあいつ、オイ! 人間にあんなヤツいたのか、初めての感覚だよ」とダメージを受けた首をさすりながら話した。
それでも「これでN-1全勝優勝はなくなった。だが、オイ、まだまだ優勝は諦めてねえぞ! あんな今日みたいな、化け物みたいなヤツと戦って、俺はプロレスの楽しさ、もう一つ知れたかもな。オイ、N-1優勝するのはこの俺だ!」と最後まで気持ちは切れていなかった。
▽タビオン・ハイツ「拳王という素晴らしい選手を倒しただけでなく、オレはあいつの連勝を止めたんだ。今のオレの勢いは誰にも止めることはできない。オレはこの勢いのままN-1で優勝する。ボディロックで投げ飛ばすか、やられるか! それだけだ!」
<12日のN-1全成績、選手名の後の数字は勝ち点>
▼N-1ビクトリーAブロック公式戦30分一本勝負
○清宮海斗(5) 12分45秒、変型シャイニングウィザード→片エビ固め ×ドラゴン・ベイン(6)
▼同Bブロック
○タビオン・ハイツ(6) 12分06秒、ハイツボム→エビ固め ×拳王(8)
▼同Aブロック
○ジョシュ・ブリッグス(6) 11分37秒、ラリアット→片エビ固め ×マサ北宮(4)
▼同Aブロック
○大岩陵平(5) 16分39秒、逆さ押さえ込み ×ジャック・モリス(6)
▼同Bブロック
○稲村愛輝(6) 20分19秒、無双→片エビ固め ×征矢学(6)

