再起戦に臨むボクシング前WBC世界ミニマム級王者重岡優大(27=ワタナベ)が15日、所属ジムで記者会見を行い、練習を公開した。
重岡優は24日に大阪・大和アリーナで行われる「3150×LUSHBOMU vol.1」で、WBO世界同級12位サミュエル・サルバ(27=フィリピン)と48・6キロ契約10回戦を戦う。勝てば次は世界戦という重要な一戦だ。
今年3月、メルビン・ジェルサエム(フィリピン)にプロ初黒星を喫して王座陥落して以来、約4カ月ぶりのリングへ向け、この日はリチャード・ガルデ(フィリピン、WBOアジア・パシフィック同級9位)と熱のこもった4ラウンドのスパーを行った。
以下、会見での重岡優の一問一答。
-現在の仕上がり具合は
「ウエートも、調子もよく、暑いんで体調だけ気をつけながら、いい感じで試合に(向けて)ケガもないですし。いいコンディションで試合を迎えられると思うので、僕自身もすごい楽しみです」
-前回の試合から、練習でのテーマは
「テーマにしていることはいっぱいあるんですけど、試合で見せられればいいなと思います」
-次の試合は、注目を集めているイベントのセミファイナル。どんな試合をしたいか
「僕も弟の銀次朗も直近で負けちゃってるんで。ベルト失って、それでも僕たちの闘志は燃え続けてるし、それを全面に出した、気持ちのこもったボクシングができればいいなと思っています。重岡兄弟が強いところをまず兄の僕がしっかり見せなきゃいけないなって思ってます」
-世界戦以外の試合は久しぶり。気持ちの面で変わりは
「毎試合、毎試合、本気でやってるんで、復帰戦という形ではありますけど、僕のメンタル的には特に今までの試合と変わらないし。契約(体重)なんで、まあ減量が1キロ楽かなぐらいですかね。特に変わらないです」
-今後もミニマム級でやるのか、それとも階級を変更する考えがあるのか?
「(変更するつもりは)今はないです」
-スパーリングパートナーは何人か来ている?
「1人なんですけど、先週とかに来たんで、正直あんまりできてないですけど、でも10ラウンドをもう3回ぐらいやったし。結構、先週、先々週で詰め詰めでスパーやって。ケガなく、集中力高めてやれてるんで。ありがたいです。こうやって来てもらってるんで。感謝の気持ちは忘れずに、しっかり練習とはいえ、リスペクトを持って殴り合ってます」
-弟と2人、無冠になって感じるところは
「僕も弟も、そのことに関しては本当に毎日、悔しい思いを今でもしてるし。でもそうなったことによって、僕も格闘技人生20年ぐらいあるんですけど、ボクシング人生も10年以上ある中で、僕と弟は多分、今が一番強くなりたいって心の底から思っているのは間違いないなと思います。今が一番強くなりたいって思ってます」
-重岡兄弟はKOでファンを引きつけるボクシング。今回の勝ち方は
「結果はKOでもちろんいきたいですけど、組み立て方っていうのは、荒削りの部分をもうちょっと丁寧にいったり。僕の中でのいろいろ課題があるので、それを修復する。チャンピオンに返り咲くっていうのが目標ではあるけど、それよりもその前に、前回よりも強い自分でレベルアップするっていうのがあるんで。そこをこなした上で結果、KOに結びつけたいなと思ってます」
-練習してきたことを新たに試していくという感じもある
「そうですね。でも僕のこの気持ちの強さというか、負けたくない、殴り合いとかで負けたくないっていう(気持ち)、それは練習からも出してってるし。僕がどう変わろうとも、そこだけは変えたくないと思ってるんでで。ボクサーにとってそれは絶対必要だと思うんで。それを忘れなければ、きっとお客さんを楽しませるボクシングができるのかなと思います」
-今回から「3150×LUSHBOMU」に衣替えしての第1回。そのあたりで思う部分は
「まあ、名前が格好良くなったなって(笑い)。でもそういう1回目とか、僕たちボクサーだけじゃなくて、3150FIGHT全体的にもそのレベルアップ、ステージを上げていくという、記念すべき1回目だと思うんで。その内容が問われると思うんで、恥じないような試合をします。セミファイナルですけど、勝手に(大会を)背負ってると思ってるんで。本当にオレがしょぼい試合したら(大会が)しょぼいって思われちゃうと思うんで、まじイケた試合をします」

